PHOTOGRAPHERおおえ ちえ
石川県生まれ、滋賀県草津市在住。特別支援学校教諭を9年間勤め、2019年退職。その後フリーカメラマンに転身。
展示経歴
- 2018年個展「My Paris」(滋賀、京都、石川)
- 2019年合同写真展「My Cambodia~私が見たカンボジア~」(滋賀県草津)
- 2019年5月合同展示会「感」じるアート展(滋賀県長浜市)
- 2019年6月「かがやくいのち展」出展(滋賀県草津市)
- 2019年10月V Bienal de Art Maison Japón 2019 アートメゾン・ビエンナーレ2019 出展(スペイン)
- 2019年11月Salin de l’art japonais ~Les Coureurs du japon~「サロン・ド・アール・ジャポネ2019~日本の色~」出展(フランス・パリ)
- 2020年2月モナコ公国文化庁主催芸術祭、イタリア、ミラノ芸術祭に出展
- 2020年7月東京2020オリンピック・パラリンピック応援芸術祭出展予定
受賞歴
2020年2月モナコ公国文化庁より「Prix de la Passerelle Artistique(芸術の架け橋)賞」受賞
かけがえのない日常を写真に残しませんか?
私が大学生の頃、当時留学していたアイルランドでポラロイドカメラやインスタントカメラが流行っており、私自身も現地での風景や、その地に生きる人の日常を撮ることで写真の楽しさを知りました。
帰国後は、京都市で教員として採用され特別支援学校で障害児教育に携わり、その後結婚。滋賀県草津市に移住し、子育てする中で「母親として何が正解か」「どうあるべきか」と、無意識に「型にはまろう」とする自分に悩んでいるときに、草津市の子育て支援団体「NPO法人くさつ未来プロジェクト」と出会い、その時、初めて一眼レフを手にし、人物を撮影しはじめたのをキッカケに「思いのまま」表現することの楽しさを思い出し、また写真の世界にはまりました。
「母と子」をテーマに撮影しようと心に決める
2019年3月に一念発起し、9年間勤めた教師を退職。
そしてフリーカメラマンに転身し、仕事をしていく中で「自分は本当は、何を撮りたいのか…」と新たな葛藤を抱くように…。そんな時に、偶然出会った元教え子の保護者様に「ぜひ、うちの子を撮ってほしい」とお願いをされ、子どもがふと見せる表情の変化やそれを温かく見守り、包み込む家族…
そこに宿るストーリーを撮ることに心が震え、それから「母と子」をテーマに撮影しようと心を決めました。
世界に向けての発信を
その後はスペイン・フランスで開催されるギャラリー展への出展、さらにはモナコ公国文化庁主催の芸術祭そしてミラノ芸術祭への出展も決まりました。また、モナコ公国文化庁からは芸術賞の受賞が確定。
ヨーロッパ4カ国で展示されることになり、自分の決断を後押ししてくれたと実感しました。
これからも、子どもたちの輝きや、家族の絆の強さ、日常の幸せを、そして、命の幸福を「写真家おおえちえ」にしか撮れない写真で、世界に向けて発信していきたいと考えています。